実は種類が多い!自傷行為について【自傷行為をする人の心理】

危険度が増す

悩む男性

カウンセリングも重要

純粋な自殺行為と異なり、一般的に自殺と認識しやすい行為を自傷行為といいます。いくつかの種類がありますが、代表格はリストカットです。手首を切るということですが、手首の皮を一枚切ったり、少し血が出る程度に切るような行為に及ぶ人が多く、9割がたが女性です。年齢的には、中高生を中心に、20代から30代にかけてが多くみられます。また、手首ではなく、腕を切る、アームカットもあり、この2種は、周囲に自分の苦しさに気づいて欲しいというサインがこめられていることが多いです。自傷行為が起こる一般的なパターンは、本人のやりたいと考えていることを家族や周囲から反対され、結果的にそのやりたいことが行えなかったりした場合です。自分の気持ちを何とか貫こうと、行動に移してしまうので注意が必要です。そして、自傷行為には、それ以外の種類もあり、睡眠薬や鎮静剤などの大量服薬や縊首、飛び降りにまで発展することもあります。どれも危険な行為ですが、縊首や飛び降りがみられるようなら要注意です。希死念慮がより強まっていることが考えられます。大量服薬は、その中間の段階といえますが、危険なサインととらえて注視することが大事です。さらに、行為に及んだ後は、いったん状態が落ち着いているようにみえますが、周囲の注意がおろそかにならないように気をつけなければなりません。リストカットやアームカットなど様々な種類の自傷行為がありますが、自傷を伴いやすい病気というものがあります。ほとんどの種類の自傷行為に関係しているのが、うつ病です。単極性、双極性ともに深く関連があります。また、アルコールや薬物の乱用や依存、境界性パーソナリティ障害なども気をつけなければならない病気です。ほかにも統合失調症や摂食障害など多くの種類の精神疾患とのかかわりがあります。周囲の関心を自分にむけさせるための行為は、病気が治らないから、自分には価値がないから、自分の責任を果たせないから死にたいという心理とは異なっています。そのため、それぞれの病気に対する治療ももちろん必要ですが、薬の服用とともに、極めて専門的な冷静な判断のもとに治療を行うことが必要です。そして、十分なカウンセリングが行える、医療機関を探すことが大切です。特に思春期や青年期であれば、扱いに慣れた専門家に診てもらうのが適切になります。近年、思春期や青年期の専門外来や専門病棟を設けている医療機関も増えてきています。まずは、そういったところから受診することが大事です。比較的、軽度であれば、臨床心理士やカウンセラーによるカウンセリングで改善することもあります。

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